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屋根にまつわる飛び込み営業の御注意

このところお客様より「近くで工事していた者ですが、お宅の屋根瓦がずれている」「コロニアル屋根の棟の釘が浮いている」とさも善意の通りがかりの業者を装い声がけされてい事例が急増しております。ご心配になり相談の御連絡を頂きまして当方でお伺いするお客様が急増しております。

大概が、

1)屋根の下から確認しにくいところに傷んだところがある。
2)近くの家の工事をしていて屋根が見えた。近くの電柱工事で見えた等と言ってくる等善意の通りがかりの人を装って声をかける(後ほど当社で伺い近所の現場苦い等するところを探しても見当たりません)
3)瓦屋根なら棟瓦がずれている。コロニアル屋根なら棟の板金が悪い。一部割れている所がある等。
4)無料で見て上げると言って屋根に登ろうとする。

こう言う内容を言って屋根の工事をさせようと言う事の様です。

当社でもご相談内容に応じて現場の調査などさせて頂いておりますが、実際に指摘されたような不具合があることは殆ど無く、これを口実にお客様が必要とするかしないかに関わらず、ともかく屋根を含めた外装工事をさせてしまおうと言う魂胆のようです。また、屋根に上がることをさせてしまったお客様では「軒樋を傷められてしまった」「割れていなかった瓦を業者が上がることで割られてしまったが弁償してくれない」などの被害を受けられた方もいらっしゃいます。

当社ではドローンを使って屋根の調査などをしておりますので、ご相談くださいませ。

ドローンを使うと梯子などを掛ける事による樋や板金等の破損も屋根に人が上がることに依る損傷などが防げます。また、高精細(4K画像)で撮影するので非常に細部にわたり状況がきちんと確認出来ます。2021年内はドローンによる屋根診断は無償にてさせて頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

ドローンによる調査ですが、周辺の建物や障害物等により十分な調査の出来ない場合も御座います事を予め御了承下さいませ。

一般的なお手入れのサイクルですが

1)瓦屋根 屋根瓦自体はずれや目地などの損傷、割れ、雨漏りなどが無ければ特に日ごろのメンテナンスは必要ありません。破風や軒先などが使用している材料により劣化している場合は塗装等が必要です。特に傷んだ状態でないのに雨漏りなどがし始めた場合は、した葺きの防水紙にアスファルトルーフィングなどが使われていた場合、経年で油脂分が抜けて劣化して居る場合がありますが、この場合は一旦屋根瓦を取り外した上でルーフィングを交換する必要が有ります。

2)コロニアル屋根 表面の塗装が劣化するので10年から15年程度での塗り替えが必要です。昔の製品はアスベストを含んでいるので取扱には注意が必要です。塗装が保護膜の役割をしておりますが、経年劣化ではがれると材料表面が露出して風化が早まりますので塗装面の維持は大事です。棟の板金部分では止めている釘が風などによる振動で抜けてきたり室内から上がった水分や吹き込んだ雨等で受け材の木が腐り抜けやすくなります。

現在は釘で無くビスを使うようになりますが、塗装などの際にはこの部分の木々の打ち替え、下地の材木の劣化なども合わせてメンテすることをお勧めします。

3)金属板葺き 金属板のうち焼付け塗装されている物は比較的長寿です。コロニアルなどと同様に一部下地材木に釘打ちで留めている部分等は定期的な劣化調査をお勧めします

4)アスファルトシングル葺 表面の塗装部分の劣化が進むと砂付きアスファルトの部分がむき出しになりますので、10年から15年程度での塗り替えが必要です。金属板葺きと同様に一部下地材木に釘打ちで留めている部分等は定期的な劣化調査をお勧めします。

5)陸屋根ウレタンやアスファルトなどいわゆる防水材で施工された屋根ですがウレタン防水は概ね10年から15年での塗り替えが必要です。こちらに関しては別途ご相談下さい。

屋根という部分の施行は、本来、各資材の「働き」「仕舞い」という水は上から下に流須子とで雨水を排除するのが理想です。基本を守り施工することがまずは一番です。リフォーム等ではこう言った本来の納めを無視した施工が多々見られ、こう言った所からの雨漏りが本当に多いのです。無理な納めをコーキングで防水しているところなどは定期的にコーキングの劣化を点検し打ち替えないと直ぐに漏水の原因となります。

怪しげな飛び込み営業が回っているようですが、基本をきちんと押さえている当社にご相談下さいませ。

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