早宮1-8-7の最低水圧の水道局の回答
東京都水道局では特例直圧給水方式を認めている関係で対象地点での最低水圧を調査して回答してくれるサービスがあり、しかも東京都指定給水装置工事事業者は電子申請でこの申込が出来ます。そのほか、電子申請が一段と広範囲に出来るようになりました。
今回は当社の旧事務所(現「まるごと断熱Studio氷川台」こと我が自宅を建て替えて4階建てとかの共同住宅にした場合に水圧が足りるかな?という検討のため調査を依頼したところ回答は0.36Mpaという回答でした
この数値は当該地点での配水小管(俗に言う給水本管)での最小これ以下にはならないという数値です。本管でということは大概1.2m位の深さに入っているので地上ではこの数値から0.012Mpa位差し引きすると地上での水圧になります
それはさておき、実際の水圧を屋外の水栓で計測してみたところ
なんと0.5Mpa近くあります
普段水道局の水圧調査の回答はこうして計測した数値の80%位の数値を回答してくることが多いように感じておりました
0.36÷0.8=0.45Mpa位が通常の圧力と推定していたのですが実際はもっと大きかったようです
ちなみに0.36Mpaは水頭(36m位)になります。蛇口での水の勢いを3m位必要と考え、配管による損失を5m位として合計8m位損失考えた場合、36-8=で28mくらまでは直圧で十分水が出るということ
マンションの1フロアの階高は2.8m位が多いので10階くらいまでは水が出るということになります
この水圧の計算を素早く行う計算ソフトが東京都管工事組合連合会(23区では東京都管工事工業協同組合が都下地域では三多摩管工事協同組合が窓口)製作販売している「おりゅうさんVer4.0」を使用すると非常に素早く計算することができます
このソフトはVer3.0開発時に基本設計は私(渡邉弘幸)が行いました
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