BLOG

上水道の基礎知識講習会実施しました

当社は東京都指定水道工事事業者になっています。
また、業界団体である東京都管工事工業協同組合に加盟して、組合で東京都水道局から受注をしている「水道あんしん診断」業務を受託しています。
本年度もあと少しで終わりますが、来年度に向けて診断員や若手社員などに向けてそもそも上水道ってなんぞやという講習をいたしました。

本年は給水装置主任技術者が新たに2名合格し、既存取得者5名に加えて7名体制にはなります。給水装置主任技術者の試験には上水道ってなんぞや という勉強をきちんとしますが、取り組んでいない人は案外きちんと理解していない部分があるので講習を開いて見ました。

水源→取水口→浄水場→配水管→配水小管→各戸引込管→各戸内給水管→蛇口

水源から蛇口までは長い旅をしますが、いま東京都ではおいしい水を提供するため「タップウォータープロジェクト」(是非ご覧下さい)実施しており高度浄水が進んでいます。かつては臭いがきついと言われた金町浄水場も高度浄水化でおいしい水を提供しています。
そういった水が運ばれ、各住宅の蛇口から出てきます。このうち、各戸引込管から蛇口の間(当社の業務範囲)について学びました。
まずは、道路に埋設されている「配水小管」から宅地内「メーターボックス」までを略図で学びました。

意外と知らないのが、道路本管から敷地に引き込む給水管の所有者でこれは引込管の持ち主になります。ただし、道路埋設部の管理は東京都水道局でしています。敷地内給水管の内、第一バルブ又は量水器弁までは水道局で管理しますが、それ以降の部分は所有者であるお客様自身が管理すると言う事です。
それから部屋内の配管などは配管模型を使い学びました。

また、バルブの仕組みや蛇口の仕組みなどをカット模型などを使い学びました。
この切断模型は古い蛇口を自社でカットして作りました

あんしん診断業務にあたる社員対象に行ったのですが、リフォーム分野や総務担当者などが集まり有意義な研修が出来ました。

関連記事一覧

カテゴリー一覧