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外壁断熱!まるごと断熱Studio氷川台

前回の天井裏に続いて、外壁をご紹介します

LIXILまるごと断熱リフォーム改修する際に外壁は外張り断熱をいたします
外壁からの熱の損失は冬場で15%といわれていますので、開口部の改修をしたら次は屋根・外壁・床・換気の損失が目立ってきますね
まるごと断熱の場合は全部を対策しますので安心ください。
まるごと断熱は木造住宅専用の断熱リフォームパッケージです。木造以外には他の方法が検討できます
優れているのは外断熱になるということで構造材などが熱橋になり断熱性のが劣化することがありません
外壁には高性能ウレタンフォームパネルを張ります。45ミリと60ミリがありますが今回は60ミリ仕様を採用しました
施工方法には何種類かあります

  • スケルトンにして新規に構造合板を貼ってその上に外壁パネルを施工する方法【使用するサイディングに制限はありません)
  • 既存の外壁の上に重ねて外壁パネルを施工する方法(仕上のサイディングに重量の制限が生じますので軽量な金属サイディングを使用します)
  • 既存の外壁がサイディングなどの場合は下地が構造合板になっている場合が多いと思いますので、既存のサイディングを剥がして構造合板の上に施工する方法

上記3種類に概ね分けられると思います
スケルトンにする場合やサイディングからの改修の場合は窓やサッシなど開口部の建具を交換しやすいのでお勧めします
この場合は複合構造のトリプルガラスサッシなどを採用すると良いでしょう。今回はトリプルガラスサッシと高断熱K2仕様の玄関ドアに交換しました。

さて、今回はスケルトンにしましたので既存の断熱材も構造部分の補強や改修のためにいったん撤去してしまいました
外断熱だけで無く、構造合板の内側にも従来から有るグラスウールのマットも施工しています

次世代省エネ建材の実証支援事業の補助金やクールネット東京の補助金などを使うことでより工事の取り組みやすくなりました



構造用合板の上に断熱パネルを外張りします
まるごと断熱用の高性能ウレタンパネルは厚さ45ミリタイプと60ミリタイプがありますが
今回は60ミリタイプを使いました

床下は80ミリ厚のウレタン断熱パネルを施工しました。吹きつけウレタンを施工しようと思ったのですが床下懐が小さいため断念しました。ただしこのウレタンパネルは40ミリごとにアルミの熱反射材が挟まっていて高性能です
セットバック部の上げ裏やベランダの床下などは100ミリのウレタン断熱パネルを施工しました
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