BLOG

大熊ビル 受水槽・加圧給水ポンプを必要としない直結給水方式への切替(特例直圧給水)

【工事内容】
1) 受水槽・加圧給水ポンプを必要としない直結給水方式への切替(特例直圧給水)
※解体撤去は無し

【住宅形態】
4階建 住宅:0戸 事務所:0戸 店舗:2戸
受水槽有り 加圧給水ポンプ有り 高架水槽無し
既存水道引込管30mm
水道本管最小動水圧0.26MPa

【施工時期】
2020年2月~2020年3月 (約1週間)

直結工事を行う場合は、まず「現場調査・設計・積算」等を行います、設計を行う上で対象建物がどの給水方式を選択できるか判断する為に「流量計算」が必ず必要になります。
弊社は流量計算を弊社代表が開発に携わったソフト(おりゅうさん)を使用して行います。
計算の結果、今回は受水槽・加圧給水ポンプでの給水方式から水道本管からの水圧のみで給水する給水方式への変更が可能と判断し施工いたしました。

※今回の建物は地下ピットに受水槽があり、その上(1階階段下)にポンプが設置されていました。
写真のように既存受水槽一次側配管と既存加圧給水ポンプ二次側の配管を接続する方法で給水方式を切替するご提案をいたしました。

Before

切替工事状況 地下ピット廻り

切替工事状況 ポンプ廻り

After

保温工事

【代理人からの一言】
事前に調査・設計・計画・準備をしっかりと行ったので、予定通り1日だけの施工で配管・保温・試験・通水を完了いたしました。
商業建物だったのでテナント様に影響を可能な限り少なく、尚且つ施主様の要望にマッチした直結給水切替工事を施工する事ができました。

関連記事一覧

カテゴリー一覧