【台東区】古屋再生「下町古民家シェアハウス」
台東区シェアハウス
家族構成:-
改装部分:全体リフォーム
施工工期:約3か月
住宅形態:木造
費用:‐
【リフォームのポイント】
ナベカンで5件目のシェアハウスへの改修工事です。
親から相続した家など、古くて誰も住む人がいないまま放置されている物件が今増えています。空き家を売却するのではなく、再生(リフォーム)し、収益を生む「古屋再生」が新しい不動産投資として注目されています。一軒を丸々そのまま貸す賃貸ではなく、シェアハウスとして分割することで、個々の賃料を抑えられるというメリットがあります。(賃料はおよそ5万台~6万台+管理費一律という設定です)
この物件も空き家のまま長く放置されていましたが、ナベカンの設計・施工によって、旧邸の趣を生かしながら明るくモダンでノスタルジーな雰囲気の住空間に仕上がりました。
【お客様の声】
仕上がりに大変満足しています。浅草のリフォーム、下町のレトロな町屋の感じがし、とてもよくできましたね。ありがとうございました。土間キッチンの古い木製枠の窓、とても雰囲気が出ているのでびっくりしました。
Before
土間部分は昭和初期に建てられた当初は、台所でしたが、ガレージとして使われていました。
ガレージの古い窓は、そのまま残し、その趣を活かすことにしました。
居間の窓は新しい窓へ交換、壁も壊して補強します。
昭和初期の頃の糸巻き配線です。電気、配管等はすべて配線、配管し直します。
2階階段ホール
2階元和室
2階洗面台付近
天井雨漏り後
In Progress
耐震補強工事。筋交いや補強金物を取り付けます。
外壁部分で改修可能なところは、構造用合板にて補強します。
屋根断熱工事。天井をすべて落としたので、屋根裏にウレタン断熱を吹き付けました。
床のレベル合わせ。
エアコンの隠ぺい配管
灰汁洗い
After
外観
黒の板張り風のサイディングに和格子の建具を合わせ、シックな和モダンの外観です。
窓を開けても道路からの視線が気にならない様、窓の高さを調整しました。
このシェアハウスの顔である土間。土間キッチンを現代に復活させました。
RICOH THETA投稿テスト浅草 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
周囲360度を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影しました。
少しズームでご覧いただくとゆがみが少なく見やすくなります。
美しいシンプルなデザインのステンレスキッチン。
土間に合う業務用キッチンのデザインを採用しました。
安全性を考え、コンロはIHクッキングヒーターを採用しています。
踏み石。
これは以前都電で敷石に使われていたものです。
居間。
残されていた古い家具や、小物に少し手を加えて、置いています。
いい色合いで焼けた柱が、アクセントになっています。
古いヤマハのオルガンは、この家に残されていたものです。
オーナーのお母様の嫁入り道具の箪笥です。良いものは、手入れをすればよみがえり、末永く使うことができます。
雰囲気に合わせたレトロ水栓は新しくつけたものです。お湯も出ます。
脱衣室
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
ユニットバス
1階トイレ
2階トイレ
洋室1
洋室2
洋室3
昔、流行した腰壁です。お部屋のアクセントに一部残しました。
洋室4
洋室5
【周辺環境】
近くには料亭が何件かあります
近所の昭和の雰囲気が漂う喫茶店。ナポリタンと珈琲のおいしいお店です。
たい焼き屋さん。
和菓子屋さん
大学いもで有名なお店も近くにあります
祭り衣装で有名なお店も
お祭りの時期は、お隣が、お神酒所になるそうです。