BLOG

リヴィエール桜上水 受水槽・加圧給水ポンプを必要としない直結給水方式への切替

【工事内容】
1) 受水槽・加圧給水ポンプを必要としない直結給水方式への切替
2) 水道本管からの引込管増径工事(水道局施工)
3) パイプシャフト内のメーター廻り給水管改修工事
4) 受水槽・加圧給水ポンプの解体工事

【住宅形態】
RC造 3階建 19戸
受水槽有り 加圧給水ポンプ有り 高架水槽無し
既存水道引込管25mm
水道本管最小動水圧0.31Mpa

【施工時期】
2020年12月~2021年2月 (約2ヶ月)

受水槽・加圧給水ポンプでの給水方式から水道本管の水圧のみで給水する給水方式への変更が可能と判断し施工いたしました。(特例直圧給水)

【工事メリット】
1.受水槽が必要無くなる為、給水本管からの新鮮なお水を直接使用する事が可能となる
2.受水槽が必要無くなる為、維持管理費用(清掃、受水槽交換等)が必要なくなる
3.ポンプが必要無くなる為、ポンプを使用した分の電気代が掛からなくなります。
4.ポンプが必要無くなる為、維持管理費用(メンテナンスや交換等)が必要なくなる。
5.受水槽を解体撤去することで駐輪場スペースが広く利用できる。

Before

既存総括メーター廻り

既存受水槽廻り

既存加圧給水ポンプ

直結給水切替工事 新設配管状況

After

パイプシャフト内メーター廻り給水管改修工事(メーターユニット設置)

※メーター廻りの給水管は異種金属によりかなり腐食が進行していました。
実際、工事の作業中には水がにじんでいる箇所や少し触っただけで折れてしまう箇所がありました。
直結給水に切替えるタイミングで建物全体の断水が必要なパイプシャフト内の給水管も改修することを弊社はお勧めしております。

Before

施工前の腐食状況

After

メーターユニット設置

直結給水切替工事 引込管増径工事(水道局施工)

Before


※水道本管の配管径が現状25mmだったので、計算を行い水圧・水量が足らないと判断し、水道局への申請等を行って水道局施工(無料)で引込管増径工事を行い30mmに増径いたしました。

After

給水切替工事 給水方式切替工事

※新設した配管と既存ポンプ二次側の配管を接続し給水方式の切替を行います。
 (この切替作業の日は建物全体が断水となります)

Before

After

※今回は直結給水に切替えるにあたり、どうしても配管接続部分が露出してしまうことになりました。その為、見栄えを良くするために花壇を作成し露出配管部分を隠しました。

【現場代理人からの一言】

※こちらの建物はオーナー様がとてもしっかり管理されており、外装もお部屋の中もとてもきれいにメンテナンスされておりました。
しかしながらパイプシャフト内の給水管の様に、保温材を剥いでみると見えない部分で劣化が進行している部分もあります。
弊社では契約前や工事前の丁寧な調査により、このような部位を発見しオーナー様にご報告しております。
今回の工事でもオーナー様にとても喜んでいただきました。

関連記事一覧

カテゴリー一覧