氷川台南パークホームズ 外壁及び防水等の大規模改修中
当社のご近所の氷川台南パークホームズの大規模改修工事を受注して現在施工中です。
総戸数44戸、地上5階建て壁式RC(鉄筋コンクリート)造です。
年明けから足場組立、外壁の打診検査、タイルの貼り替え、庇などのウレタン防水、サッシ及びジョイントなどのシールの打ち替かえ、廊下の長尺ビニルシートのはがしなどが終わってきました。
当社としても大規模改修はそうそう無いので、ご近所にPR兼ねて名前入りのメッシュシートを貼りました。
当社が提供するのは仕事だけでは無く安全安心信頼をいただき、お住まいになることで「夢がふくらむ」という事をめざしています。
単なる仕事の提供では無く私たちが関わる事で「わくわく」「どきどき」と「夢ふくらんで」いただきたくこう言うメッセージのシートにしました。
ところでドローンで足場の模様を取ってみました。全体を見るには空撮が一番です。
さすがに現場は大きいですね 当社の足場シートが目立ちます。
屋上、ハト小屋の工事も躯体はほぼ終わりまして下地補修ののち防水の作業に入ります。
こちらのマンションは一部鉄筋のかぶり厚さ不足とみられるベランダ先端水切り部分の割れと脱落が多く見られました。
こちらの補修に結構時間がかかりました。
補修部分には露出した鉄筋等に防錆処置を行い、ピンニング、ステンレスワイヤーやメッシュの下地取付、軽量モルタルにて補修をしました。
全体的にタイルの大規模な浮きなどは見られないのですが、一部では型枠工事で使われるセパレーターの部品で本来外さなければいけない。
Pコンが残されたまま先端だけ切断されており、この部分にタイルの浮きなどが見られました。
外し忘れていた物を後続業者が対応をきちんとしないまま進めてしまったのだと思います。
こう言った部分も丁寧に補修します。
手摺が鉄製と言うことも有り、手摺の根本のさびや腐りが気になります。
基本的にマンション等共同住宅ではアルミやステンレスを使用した手摺が一般的ですが珍しいですね。
次回の大規模改修するときには手摺の交換は必須となる事と思います。
左官の補修が思ったより手間取ったため、ちょっとだけ後期遅延気味です。
毎朝の朝礼の風景はこんな感じ。
当社の鈴木和可奈と原田志子の二名が担当して現場進めています。
今回の足場は今まで大規模改修などでは枠組足場(ビデ足場)を使用しておりましたが、今回はクサビ式足場であるビケ足場の採用をしました。
ビケ足場でも手摺先行で組み立てられて問題ないのですが大きく違うのが段の間隔です。
通常の足場は一段の高さは1700ピッチで実際の踏み板の天端と上段踏み板の下端の間隔は1650程度です。
私は身長172センチですがヘルメットをかぶり枠組み足場(ビデ足場)の段を歩いて行くと何度も頭をぶつけてしまいますが、ビケ足場足場では一段の間隔が190センチあるので空いている空間は180センチ近くあり、ヘルメット被ってかがまず歩いても殆ど足場にヘルメットが当たることがありません。
今回はこの足場の一段の高さが足場の種類選択の決め手にしました。
実際、歩いてみても実に歩きやすくて良いです。
日本人の平均身長も170センチ超えてきているので、足場の間隔も広くなって当然と思います。
今後は1900㎜ピッチが主流となってくると思います。